2022年08月10日

暑さを避けて水源林歩き 8月

 今夏、3回目となる水源林を歩いてみました。
この一帯は保護区域で混交林が豊富に残されています。
それを利用する生き物も多く生息しているので、2週間くらい間を
空けると出会う面々も違ってきます。

 今年の夏、水源林は降雨が多く、菌類も活性が高いようです。
今回は、沢筋の伐採されたカラマツからハナビラタケが多く出ていました。
昆虫の方は、7月末あたりから成虫になるキベリタテハとエルタテハ
これから南へ向かって遠い旅をするアサギマダラも見られました。

 ハナビラタケ成菌
カラマツの切り株から出る褐色腐朽菌、マツマイタケよも呼ばれる。
形状の似ているマイタケは白色腐朽菌で、広葉樹(主にミズナラ)から発生する。


ハナビラタケ成菌220808.JPG

 キベリタテハとエルタテハ
ミネラル補給が目的で集まるのか?
山小屋など、人の関わっている場所で多い。
両種ともにダケカンバの仲間が食草で、亜高山帯に棲息する。


 キベリタテハ220808.JPG

エルタテハ220808.JPG

 マルバタケブキで吸蜜するアサギマダラ
今回は、一頭のみ。

アサギマダラ220808.JPG

 シラフヒゲナガカミキリも多い。
カラマツ等の針葉樹をホストとする亜高山のカミキリムシ


シラフヒゲナガカミキリ220808.JPG

 
posted by 森のきのこ at 13:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 遠征 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月06日

小池のヤブヤンマ♀の産卵

 この頃、空振りに終わっている小池のヤブヤンマ
それほど暑くもない今日あたりは、来ているかもと、行ってみたところ
♀2頭が産卵に来ていました。

 産卵中の♀
苔むした地面がお気に入りで、繰り返し産卵していた。


ヤブヤンマ♀産卵220806.JPG

 ホバリングしながら産卵場所を探索

ヤヌヤンマ♀ホバリング220806.JPG


 ♂は、今日も現れずでした。
posted by 森のきのこ at 16:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | トンボ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月03日

擬態するヒゲナガゴマフカミキリ

 あまりにも暑い日が続くので、ちょっと涼しそうなところへ行ってみようと
家族とドライブ方々、山間を抜ける国道へ行ってみました。
そうは言うものの、何かいないかと探してしまうのが、身についていて
事故にならない程度に道路脇をちらちらと見てしまいます。

 この道路は、林間を通っているので、拡張や通行障害になる樹木は
伐採されることが多く、昨日も3か所ほど積まれているのを目にしました。

その内の一か所で切られたトチノキを見ていたところ、個人的に今まで
見たことがないカミキリがいるのに気がつきました。
調べたところ、和名ヒゲナガゴマフカミキリと言い、やや標高の高い
ブナ林に棲息するカミキリムシでした。
鞘翅の模様は、苔むして斑になった樹皮に溶け込んでしまうため
ちょっと離れると、どこにいるのか分からなくなります。
天敵対策で進化してきたのでしょうが、見事な隠蔽擬態です。


ヒゲナガゴマフカミキリ220802.JPG

ヒゲナガゴマフカミキリ交尾220802.JPG

確かに触角が長い。

ヒゲナガゴマフカミキリ220802-1.JPG

ストロボ発光無
樹皮に溶け込んで目立たなくなる。


ヒゲナガゴマフカミキリ220802-2.JPG
posted by 森のきのこ at 18:29| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 甲虫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月31日

酷暑を歩けば・・

 早いもので7月も最終日。
終わって欲しいのは、この暑さですが、まだまだ当分続きそうです。
なんと!予報では、北海道の釧路が30度、東京八王子も35度まで上がるとのこと。
屋外に長時間いるのは、健康に影響するであろうと、午前中の短時間
里山〜古民家の観察コースを巡ってみました。
(なら、いかなきやいいのにと家族は言うけど・・・)

 いつものようにバイクをとめて里山の小径を歩いていくとシラカシの幹に
ノコギリクワガタ雌雄がたかっていました。
里山では、採集圧もあってクワガタ観察は、割と難度が高いのです。
河畔林のヤナギやオニグルミも樹液に集まる虫が多いのですが、19年の水害後に
大規模伐採されたため出会うことが難しくなっていました。


 ノコギリクワガタ220730.JPG

 古民家に場所を移したところ、柱にゴマダラチョウ、クロバネセイボウ
ハラビロカマキリ(幼虫)が、来ていました。
 ミネラル補給、寄生、狩り、とそれぞれが目標?を持って集まってきています。

 ゴマダラチョウ220730.JPG

クロバネセイボウ220731.JPG

ハラビロカマキリ220731.JPG

 帰り際にヤブヤンマの小池へ寄ったところ、♀が産卵に来ていました。
♂が来るかと待ってみましたが、今日も見られず。。。

ヤブヤンマ♀220731.JPG
posted by 森のきのこ at 16:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 古民家 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月29日

里山のスミナガシ

 先日見たトサノクロムヨウランは、常緑樹混じりの薄暗い林で花を咲かせていたので
同じような条件の里山にもあるかと思い、探してみました。
結局、ランには出会えずでしたが林床を見ながら歩いていく途中で、スミナガシに出会えました。
この里山で成虫を最後に見たのは、10年以上も前になり、食樹のアワブキで
幼虫も見ることはできなくなっていました。

 休憩中のスミナガシ
翅に損傷があるけれど、独特の模様。

スミナガシ220725.JPG
posted by 森のきのこ at 07:37| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | チョウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする