昨日は、野鳥に的を絞って歩いたので今日は、越冬する虫達を探してみました。
谷戸に入るなり目についたのは、ジャコウアゲハの蛹です。
ウマノスズクサが食草で、毒を体内に持つということで野鳥は、狙わないらしいのですが
今日は、穴の空いた蛹を数個見ました。
食糧が乏しくなると毒有りといえども啄むのかもしれません。
同じ木にイラガの繭も見られました。
こちらは、簡単に割って食べることはできない硬さです。
成虫で越冬するチョウも見られました。
いや、正確に言うと見せて頂きましたとなります。
偶然、越冬するチョウを探している方に出会い、キタテハの越冬個体を教えてもらえました。
翅を閉じた時に周囲に溶け込むカモフラージュとその越冬場所は、かなり探すのが困難です。
クワエダシャクの幼虫やコムラサキの幼虫探しには自信があるのですが
その自信も木端微塵に打ち砕かれてしまいました。
かろうじて自分で見つけられたのは、キタキチョウの越冬個体です。
ヤマグワがあるとついつい探してしまうクワエダシャクの幼虫
今日も見つけることができました。その枝になりすます形は、それぞれ独特のものがあります。
こいつは、枝を支えるように化けていました。
帰りは雑木林の中でミズイロオナガシジミの越冬卵を見つけました。
この形も独特です。
posted by 森のきのこ at 18:15|
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