2018年07月28日

セイボウの来る家

 セイボウを観察している古民家の素材は、萱、竹、土壁、木だ。
縄文時代から続く天然素材でできた住居は、巣を作るのに勝手が良いのだろう
 集まるカリバチが多い。
鉄筋を使った住居でも虫はいないわけではないだろうが、古民家に比べれば、かなり
 種類は、少ないと思われる。
身近な公園などにある復元された竪穴式住居や古民家で虫を探すのも楽しそうだ。

 土壁にとまって宿主を覗うミドリセイボウ

土壁にとまるミドリセイボウ.JPG

 濡れ縁にクロバネセイボウの腹部があった。(歯が4本)

クロバネセイボウの腹部180727.JPG
posted by 森のきのこ at 16:31| 東京 ☁| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月23日

誤報-セイボウは4〜5種だった

 昨日の投稿で4種目のセイボウとしたが
撮った写真を見ていくと違っているのが分かった。
 
 ミドリセイボウ(上)とクロバネセイボウ(下)は
両種ともにヤマトルリジガバチを宿主とするので、当然現れる
 場所も重複するのであった。

*ミドリセイボウは、腹部第二節に赤みを帯びた金色紋あり。
 

ミドリセイボウ180722-4.JPG

クロハネセイボウ180722-2.JPG

クロハネセイボウ180722-1.JPG

 これで、身近で見られたセイボウは、5種となった。
この古民家では、屋敷の土壁を剥ごうとしているスズバチも現れたので
 これを宿主とするオオセイボウも出るかもしれない。

スズバチ180722.JPG


 似た種も多そうなので、同定するには
むし社から発刊済みの2010年6月号-セイボウ特集を手に入れたいところだが
 品薄のため無理そうだ。
 
posted by 森のきのこ at 17:53| 東京 ☀| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月22日

4種目のセイボウ

 今日は、東京も今夏最高気温になったという。
暑さのせいか早朝のジョギング後にぐったりとなってしまい
 2時間ほど休んでから材置き場と古民家のある公園へと行ってみた。
 
 この古民家は、竹材や土壁を使っていて、これを好むカリバチが
色々と集まってきている。
 前回来た際には、ルリジガバチが敷地内で飛んでいるのを見ていた
ので、この種を宿主とするミドリセイボウが見られるかもと期待していた。

 ルリジガバチは、土壁にとまって何かを待っているような素振

ルリモンジガバチ180722.JPG

 ミドリセイボウは、毎度のことだが、いきなり現れた。
そしてこれも他種と同じだが、じっとしている事無くちょこまかと
 飛回って撮影しにくいことこの上無いのであった。
イライラを抑えながらどうにか何カットかを撮ることができた。
 柱にとまったかと思えば、土壁へ、軒下へと移動を繰り返す。

ミドリセイボウ180722.JPG

ミドリセイボウ180722-1.JPG


ミドリセイボウ180722-3.JPG

 これで4種目のセイボウと出会うことができた。
日本に38種いるというが、多摩地域には、何種いるのか
 宿主のいる場所を探りながら見つけていきたい・・・
たぶん、暫くしたら飽きてしまうかもしれないけれど。

posted by 森のきのこ at 19:10| 東京 ☀| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月17日

ムツバセイボウVSヤマトフタスジスズバチ

 昨日の炭焼き小屋にある材置き場での出来事。
ムツバセイボウ♀の寄生産卵を見られないかと待っていると
 丁度、ヤマトフタスジスズバチの行動を見張っているところに出くわした。 

*以下ムツバ♀とスズバチ♀とする。

スズバチの様子を見るムツバセイボウ180713.JPG
 
 巣の主がいなくなると、近寄って巣内を覗い、産卵にするのに
適当だと判断したのだろう。中に入っていった。
 巣内では、スズバチ♀の狩ってきた幼虫と卵があるはずだ。

巣内を伺うムツバセイボウ180713.JPG

 それから、暫く経つと・・・
スズバチ♀が、仕切りにする葉を咥えて帰って来てしまった。
 巣内では、ムツバ♀が産卵中のはず。

仕切用の葉を入れるスズバチ180713.JPG

 中の狭いスペースで鉢合わせした2頭が攻防を巡らしていたのか?
暫くするとスズバチ♀が先に巣外に出てきた。
 大顎でムツバ♀の頭部に噛みついているようにも見える。
ムツバ♀(セイボウの仲間)の体はかなり硬いらしく少し噛まれたくらいではびくともしないようだ。
 この後、スズバチ♀の隙をついて素早く逃げてしまった。
 スズバチに咬まれるムツバセイボウ180713.JPG

 セイボウは、体色も綺麗で、その寄生行動も面白い見ていて飽きない昆虫だ。
 顔立ちは、ずる賢そうだけど・・・・

ムツバセイボウの顔180713.JPG

ムツバセイボウ180713.JPG


 
posted by 森のきのこ at 21:28| 東京 ☀| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月16日

猛暑の観察会

 一昨日の話になりますが
35度超になろうかという猛暑の中、観察会に参加しました。

 日差し強い道を歩いていくと、いきなりスミナガシが姿を見せてくれた。
獣糞か何かから吸水しているのか、じっとして動かず、撮影には協力的
 であった。
 参加者皆で撮りまくったのは、言うまでもない。

スミナガシ180714.JPG

  さらに進んでトンボ池い出るとクロスジギンヤンマ、オオシオカラトンボ
シオカラトンボ、ショウジョウトンボ(写真) が、飛び交っていた。
 暑い中でもじっとしていることはなく、凄い速さで動いてもびくともしないのはなぜ?
その体力には、感服してしまう。

ショウジョウトンボ180714.JPG

 他にも色々見られたが特に記憶に残ったのは
ヒメコブオトシブミ、マルウンカ、ハスの蕾に乗るオオカマキリ幼虫、トリノフンダマシなど

ヒメコブオトシブミ180714.JPG

マルウンカ180714.JPG

オオカマキリの幼虫180714.JPG


トリノフンダマシ180714.JPG

 解散時には、33度まで下がってはいたが
歩いていると汗のとまらない、苦行を行っているかのような観察会であった。
 参加者の皆さん、たいへんお疲れさまでした。
posted by 森のきのこ at 19:30| 東京 ☀| Comment(0) | 写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月15日

上高地散策

 白馬岳登山後は、上高地を散策した。
目的は、この時期に成虫が発生するというオオイチモンジ
 
 沢渡に車を留めてバスに乗り河童橋手前で降りた。
前回来たのは、20年も前だが、穂高山方面の眺めは変わらず、見事な山岳風景だった。
 人気のリゾート地なので平日にも関わらず河童橋までは、かなりの賑わいだった。

河童橋手前からの穂高180711.JPG

 道々、何かいないかなとゆっくり歩いていくとニホンザルの群れに出くわした。
かなり大きな群れで、子を連れた♀が多かった。
総数50頭くらいはいたのでは・・近くを通る時には怖さを感じた。

子連れニホンザル180711.JPG

 明るい河原に出るとフタスジチョウ、コムラサキ、本命オオイチモンジが見られた。

フタスジチョウ180711.JPG

コムラサキ180711.JPG

オオイチモンジ180711-1.JPG

 工事担当者用の仮設トイレに集まるコムラサキとオオイチモンジ
獣糞にも群がるというが、猿の糞には全然集まらず、キツネかテンの糞に
 集まるのは多く見られた。

トイレのオオイチモンジ180711.JPG

 冷涼な気候なのかウスバシロチョウが、まだ飛んでいるのにびっくり

ウスバシロチョウ180711.JPG

 クガイソウに集まるコヒョウモンとヒメキマダラヒカゲも多かった。

コヒョウモン180711.JPG

ヒメキマダラヒカゲ180711.JPG

 河童橋から明神橋の少し先までの散策だったが
涸沢カールまで足を伸ばせば、さらに色々見られそうだ。
 いずれキャンプでもしながらゆっくり滞在してみたい・・
posted by 森のきのこ at 19:47| 東京 ☀| Comment(2) | 写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月14日

白馬岳登山その3-縦走路の生き物達

 縦走路で見られた生き物達、その筆頭は、ライチョウ
雛を連れた♀が3羽、♂が2羽見られた。
 南アルプスでは、高所に登って来るニホンザルが雛を捕えたりするなど
天敵の増加で減っているということだが、ここでは、それなりの数を維持
できているようだ。

ライチョウ親子180710.JPG

ライチョウ♂180710.JPG

 昆虫では、タカネヒカゲのみ
白馬大池近くでは、ミヤマハンミョウも見られたが、写真には撮れず。

タカネヒカゲ180710.JPG

 雪渓をバックにミヤマアズマギクとウルップソウ
他にも色々見られたが、特にこの2種は、目立ちました。

ミヤマアズマギク180710-2.JPG

ウルップソウ180710-1.JPG

 今回は、1泊2日の山行だったが
縦走路では、ゆっくりともう一泊してみたい山域であった。
posted by 森のきのこ at 18:35| 東京 ☀| Comment(0) | 写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月13日

白馬岳登山その2−展望最高!

 翌日は、ご来光を拝むはずだったのだが
起きるのが若干遅くなってしまい、間に合わず。
 山頂ではなく途中でのご来光なのであった。

白馬岳ご来光180710.JPG

 遠くに噴煙をあげる浅間山〜八ヶ岳&富士山〜南アルプスが見えた。
山頂からは、360度の大展望なので関東と中部山岳の殆どの山を見ることができた。
 
雲海越しの浅間山〜八ヶ岳・富士山〜南アルプス180710.JPG

 白馬山頂方面に振り返ってみた眺め。 
縦走路に急峻なところは無く、なだらかな道の連続だった。
高山植物も豊富で、まさに雲上の楽園である。

雲湧く縦走路180710.JPG

 白馬大池方面を見た眺め
この後、縦走路にだんだんと雲がかかってきた。

縦走路白馬大池方面180710.JPG

その3へ続きます。

 
posted by 森のきのこ at 16:35| 東京 ☀| Comment(0) | 写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月12日

白馬岳登山その1-大雪渓は長かった!

 久しぶりに高所登山を試みた。
場所は北アルプスの白馬岳、大雪渓と高山植物が豊富な山と聞いて
 いたが、確かにその通りであった。

 7月9日AM6時に八方BTへ車をとめてバスで猿倉口まで移動
登山開始はAM7時、ブナ林の中を登っていくと、キヌガサソウの群落が出迎えてくれた。
 

ブナ林登山道180710.JPG

キヌガサソウ群落180710.JPG

 天気は上々、これから登る雪渓とその奥に白馬岳が見える。
軽アイゼンを装着してじりじりと登っていくのだが・・・

白馬大雪渓180710.JPG

 雪渓には、落石が多く
岩が崩れる音も時折聞こえてくるなど、かなり緊張を強いられた。
 おまけに軽アイゼンでは、グリップがあまり効かず
斜度がきつくなってくると滑ること度々であった。

白馬大雪渓180710-1.JPG

 キックステップでどうにか雪渓を登りきり
後を振り返ると・・こーんなところを登ってきたのかと感動!
 次回来る時には八本爪のアイゼンをつけようと強く思った・・

白馬大雪渓180710-3.JPG

 村営白馬岳頂上小屋には12時過ぎに着いた。
到着後に、何かいませんかなと周辺をぶらぶらしていると
 チョウゲンボウ幼鳥やイワヒバリが姿を見せてくれた。
 河原から高山の草原まで、狩りに適した場所ならどこでも姿を見せる
チョウゲンボウの生息場所は、とても広いのだと感心。

チョウゲンボウ180709.JPG

イワヒバリ180710.JPG

 高山植物では、ウルップソウの花期は、終わり気味だったが
ミヤマオダマキ、ハクサンイチゲが、丁度見頃だった。


ミヤマオダマキ180709-2.JPG

ハクサンイチゲ180709-1.JPG

 その2 縦走路の花とライチョウへ続く
posted by 森のきのこ at 18:08| 東京 ☁| Comment(0) | 写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月08日

ムツバセイボウ再び

 同じ投稿ばかりだともう飽きたな・・と言われそうだが
今日も材置き場のセイボウに会いに行ってみた。
 9時過ぎに現地へ着いたが、なかなか姿を見せず。
件のトラフカミキリとオオムラサキのいた場所を巡ったり
 しながら戻るといきなり姿を見せた。

ムツバセイボウ180708-1.JPG

 動きが早く、なかなか思うように撮影できないが
穴を覗きこんだりする際には、ちょっとだけスローになる。
 宿主フタスジスズバチの巣作りが、終盤になってくれば
穴を出入りしたりするシーンが、頻繁に見られるのかもしれない。

ムツバセイボウ180708.JPG

 ルリボシカミキリとタマムシ(写真)も産卵に集まってきた。
いよいよ夏の盛りとなってきた。

タマムシ産卵中180708.JPG

posted by 森のきのこ at 14:16| 東京 ☀| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月07日

ムツバセイボウ

 炭焼き小屋の材置き場にムツバセイボウが来ていた。
前回見られたのは、5月4日だったので2か月ぶりとなる。
 宿主のヤマトフタスジスズバチも巣作りをしていたので托卵できる条件の巣を探しているのだろう。
ちょこまかと動いてなかなか静止しなかったが、穴を覗っているところを撮ることができた。
  
ムツバセイボウ穴を伺う180707.JPG

ムツバセイボウ180707.JPG

 巣作り中のヤマトフタスジスズバチ
巣の造作が終わると、蛾の幼虫を狩ってきて穴に入れて産卵する。
 育室の仕切には、葉を詰めるのでムツバセイボウが産卵する際に
邪魔な葉を引き出す場面もしばしば見られるようだ。

ヤマトフタスジスズバチ.JPG
posted by 森のきのこ at 20:58| 東京 ☀| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月01日

失望後のラッキーな出来事

 昨日のオオムラサキに会うべく、バイクに跨り里山へ向かった。
装備の忘れ物は無いはずだったが、蚊取り線香に火をつけるライターを
 忘れてしましっていた。 がっかりー。
止むおえず、ノー蚊取で2時間ほど待ってみたが現れず。
 腕は、吸血鬼達にたかられてぼこぼこ状態となってしまった。

 戻る途中で桑の老朽木が有るのを思い出して花虫さん(故吉田富士夫さん)
に教えてもらったトラフカミキリがいるかなと寄ってみたところ3頭ほどが
 木にたかっているのが見られた。
他の生き物から怖がられるスズメバチになりきり擬態はお見事。

トラフカミキリ180701.JPG

 他にも何かいないかなと樹上を見ていくと奥にあるクヌギの高枝周りを
オオムラサキが飛んでいるのが見られた。
 樹液の出ている場所は、地上からかなり上にあり手持ちの90ミリレンズ
では、遠すぎるので一度家に帰って300ミリレンズを持って出直した。
 上を向きながら開翅の瞬間を撮るのは難しかったが、なんとか1カット
だけ撮れていた。
 今年は、運よく多摩丘陵のオオムラサキに出会うことができた。

オオムラサキ♂180701.JPG
posted by 森のきのこ at 16:40| 東京 ☀| Comment(2) | チョウ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする