2019年11月04日

晩秋の里山歩き

 久しぶりに里山を歩いてみた。
大型台風で激変した河川敷に比べると、大木が倒れる等、多少の被害はあったものの
 散策路は、普通に歩くことができた。

 梅林でイラガの古い繭空を見ていたら、繭の穴の開き方に違いがあるのに気が付いた。
並べてみると良く分かるが、上部に綺麗に円形に空いた方が、イラガが出てきた方。
 不自然にギザギザした方が、イラガセイボウの脱出痕になる。
イラガセイボウは、まだ見たことが無い。
 羽化の季節に梅林を、まめに歩けば出会えるかもしれない。

イラガの古繭191104.JPG

 アカメヤナギの枯れ枝からは、この時期にお馴染みのヒラタケが出ていた。
オイスターマッシュルームとも呼ばれて世界中で栽培されているキノコだ。

ヒラタケ191104.JPG

 同じところで、こちらも寒くなってくると出始めるエノキタケも出ていた。

エノキタケ191104.JPG

 腐植土に覆われた日陰の道脇では、サンコタケが出ていた。
仏教で使う三鈷(サンコ)に形が似ていることから名づけられたという。

サンコタケ191104.JPG




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2019年10月19日

キララタケの幼〜成〜老

 今日も夜中から降り始めた雨が、朝まで続いて遠出を躊躇させる天気となった。
これだけ降れば何か出ているだろうと雨が止んだのを見計らって定点観察している
 公園を歩いていたらキララタケが、群生しているのに出くわした。

 まずは、幼菌、この段階で傘にある鱗片が、雲母のようにキラキラ光ることから
キララタケと名付けられたという。

キララタケ幼菌191019.JPG

 傘を開いて胞子を飛ばしている成菌、命を繋ぐために懸命だ。

キララタケ成菌191019.JPG

 役目を終えて傘が溶けはじめた老菌
明日の朝には、跡形も無くなっているのだろう。

キララタケ老菌191019.JPG
 
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2019年09月23日

キノコ色々

 スミナガシとアオバセセリの幼虫がいるかなと
実績のある丘陵公園に行ってみたが、葉に痕跡があるのみで
 見つけることは、できなかった。

 目的を変えてキノコを探して小川の流れる斜面を見ていたら
冬虫夏草ハナサナギタケが、出ていた。

ハナサナギタケ190922.JPG

 さらに山道を歩いていくと、キノコの上にキノコのヤグラタケが出ていた。

ヤグラタケ190922.JPG

 黄色いキノコ、ウコンハツと栃木県で人気の食用キノコ、チチタケも多かった。

ウコンハツ190922.JPG

チチタケ190922.JPG

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2019年09月01日

池脇のきのこ

 残暑厳しい日が続く
所要の合間にヤブヤンマの小池とセイボウの古民家を歩いてみたけれど
 ヤブヤンマは、滞在時間短く撮れず、セイボウは、今季の寄生活動を終了したようで
姿を見せずだった。
 
 池の脇で、傘がおちょこになったキノコが束生しているのを見つけたので一枚
ダイダイウラベニタケだと思うのだが・・・

キツネタケモドキ?190901.JPG
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2019年07月15日

アンズタケ

 梅雨の雨が続いている。
雨の少ない時には、何で今年は降らないのかなとか言い、降り過ぎれば
 何でこんなに降るんだろうと不満たらたら、人間って我儘な生き物ですね。

 今日も雨の合間をみて、過去にオオムラサキを見たクヌギとセイボウが頻度よく
現れてくれた材置き場を廻ってみた。
 クヌギでは、樹液を出してはいるものの集まる虫は少ない
材置き場では、セイボウのみならず、その寄生相手もまったく見られない残念な結果となった。

 そうだ!虫がダメならきのこがあるさと
きのこ緑道に寄ってみたところ、ヤマドリタケモドキ、アカヤマドリ、タマゴタケ、シロハツ
 アンズタケ(写真)など色々と見られた。
きのこにとっては、雨の多い不順な天気が、追い風となっているようだ。
 アンズタケは、フェアリーリング(菌輪)を作っていた。

アンズタケの菌輪190715.JPG

アンズタケ190715.JPG
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2019年07月14日

ハナオチバタケ

 これだけ雨降りが続くと色々なきのこが顔を見せてくれる。
先日、クモタケが見られた神社へ行ってみたところハナオチバタケが見られた。
 傘の色が写真の橙色とピンク色の2種あり、両方とも出ていた
のだが、ピンク色の方は思うように撮れなかった。

ハナオチバタケ190714.JPG

ハナオチバタケ190714-1.JPG
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2018年10月13日

山のきのこ

 10月第二週となって気温も徐々に下がり始めた。
きのこ達も標高を下げながら次々と顔を見せている。

 今日は、東京都の水源にある雑木林を歩いてみた。
登り始めにある麓の集落では、猪や鹿の食害防止に柵が張り巡らされており
 獣害が多いのが良く分かる。

 山道を歩いていくと早速、姿を見せてくれたのは、ウスヒラタケであった。
11月下旬になると河川敷のヤナギに出るヒラタケは、分厚くて繊維質が多いが
 ウスヒラタケは、肉質が柔らかく美味しい。

ウスヒラタケ181013.JPG

 ナラタケは、発生してからちょっと経過していて傷んだものが多かった。
写真のは、黄色味が強く、英名:はちみつきのこ(honey mushroom)そのものだ。

ナラタケ181013.JPG

 クリタケは、特に多く見られた。
栗色の傘が、秋山の雰囲気に良く合っている。

クリタケ181013.JPG

 お洒落なツリーハウスが、あったので一枚。
子供達が楽しく遊べそうな作りだ。
 大人が寝るには、ちょっと小さいか・・・

ツリーハウス181013.JPG
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2017年12月03日

ヒラタケの季節

 里山も冬の装いとなってきた。
写真の場所は、八王子の尾根幹線道路近くから見た眺め
 これだけで見るととても東京とは思えないだろう。
眺め171203.JPG

 遊歩道脇のヤナギの倒木からヒラタケが出ていた。
大きな傘を広げて、いかにも食べ頃ですよと主張しているのだが・・・
 ここでは、採取が禁となっているので、我慢した。
東京近郊では、初冬に見られることが多いキノコで寒茸の別名もある。
ヒラタケ171203.JPG

ヒラタケ171203-1.JPG

 
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2017年08月11日

緑道のきのこ その2

 天候不順な陽気が、続いている。
やはりこういう時は、菌類が勢いづくようだ。
 緑道では、各種きのこが爆生状態となっていた。
まずは、アカヤマドリ 大きな傘を広げているところを一枚。
アカヤマドリ170811.JPG

 テングタケ科のきのこは、特に多く見られた。
上から順にタマゴタケ、ヘビキノコモドキ、カバイロツルタケ
タマゴタケ170811.JPG

ヘビキノコモドキ170811.JPG

カバイロツルタケ170811.JPG

 ナラタケモドキも発生し始めた。
サクラの枯れ木から出ていたのは、コナラから出ていたのと微妙に違っているようだ。
 種名が、違っていたら連絡ください。
ナラタケモドキ170811.JPG
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2017年04月01日

公園のトガリアミガサタケ

 4月初めの土曜日は、生憎な雨となってしまった。
遠出は、できないので、傘をさしながら、この時期になると顔を見せてくれる公園のトガリアミガサタケのシロ(発生地)へ行ってみた。
 この公園では、かってアミガサタケも多く見られたのだが、いつの間にか、発生しなくなってしまった。
トガリアミガサタケは、20年も前からこの場所で出続けており、しぶとく生き抜いている。
トガリアミガサタケ170401.JPG

 小さいけれど、2本並んだ、トガリアミガサタケ
トガリアミガサタケ170401-1.JPG

 まだ、出始めの典型的なトガリアミガサタケ
トガリアミガサタケ170401-3.JPG

 大型のが、園路脇の土塀の隙間から出ていた。
トガリアミガサタケ170401-2.JPG
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2016年09月14日

奥山きのこ便り

 奥山のブナ・ミズナラ林へときのこを見に行ってみた。
気温が高い日が続いているせいか、里山の雑木林でもお馴染みのタマゴタケ(上)やアカヤマドリ(下)が、たくさん見られた。
タマゴタケ160914.JPG

アカヤマドリ160914.JPG

 どぎつい色のきのこ、ムラサキアブラシメジモドキやおとぎの国にありそうなキイボカサタケも多かった。
ムラサキアブラシメジ160914.JPG

キイボカサタケ160914.JPG

 出始めたばかりなの小さなマイタケも見られた。再来週あたりが、きのこ採りにとっては、ねらい目かもしれない。
マイタケ160914.JPG
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2016年03月11日

ツバキキンカクチャワンタケ

 雨の合間をみて公園を少し歩いてみた。
ヤブツバキの花が、ぼたぼたと落ちており、そういえばツバキキンカクチャワンタケが、出るのも今頃だったなと根本を探してみたところ、何個ものチャワンを見つけることができた。
 
ツバキキンカクチャワンタケ160311.JPG
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2015年09月23日

北海道遠征その1―支笏湖畔

 19日から北海道へ旅に出た。
到着日は、悪天候だったが、翌日は、朝から少し晴れ間が出て
 湖畔からの樽前山が、綺麗に見えた。
樽前山150919.JPG

 湖の周囲は、ミズナラ、ダケカンバ等の森に囲まれていて動植物を観察するには、最高の環境だ。
秋のきのこが出ていないかなと少し歩いてみたところ食べられる種が2つ見られた。
 ヌケリスギタケモドキは、ナメコの仲間で汁物にすると美味しいきのこだ。
ヌメリスギタケモドキ150920.JPG

 ブナハリタケも多く見られた。
香りが強いので茹でこぼしてから調理するのが一般的だ。
ブナハリタケ150920.JPG

 東京では、なかなか見ることができないアカゲラ
北海道では、あまり人を怖がらず近くに来ることが多い。
アカゲラ150920.JPG


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2015年08月30日

コムラサキシメジ

 今日も雨模様ということで遠出はできず、近所の公園を短時間散策した。
やはり雨続きということで菌類は、活気づいており多くの種類が見られた。
 写真は、コムラサキシメジで紫色が綺麗なきのこだ。
コムラサキシメジ150830.JPG
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2015年08月21日

アミスギタケの襞模様

 近所の公園の木製ベンチからアミスギタケが一本出ていた。
このキノコは、襞の模様が綺麗に整い美しい。
 TG−4の深度合成モードで撮ってみたところ襞すべてにピントが合った写真が簡単に撮れてしまう。
一眼デジでは、こんな芸当はとても無理と思うけれど、数年後には、可能になるのだろうなあ・・・
アミスギタケ150820.JPG


 
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2015年07月19日

緑道便り

 今日もかなり暑かった。
いつもの緑道では、ツクツクボウシセミタケが出始めていた。
 この場所は、このきのこのツボになっており毎年纏った数が発生する。
地面の下に、こんなにツクツクボウシの幼虫がいるのか・・と驚くほどだ。
ツクツクボウシセミタケ150719.JPG

 クサギの葉上でトックリバチの狩りが、見られた。
このシャクガの幼虫は、既に麻酔をかけられており、とっくり状の巣に運ばれる。
 追跡して巣までつきとめようかとも思ったけれど、とても暑くて無理だった。
トックリバチの狩り150719.JPG
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2015年07月11日

ベニナギナタタケ

 オオムラサキを見ようと里山のクヌギを廻ってみたが一頭も見ることができなかった。
元々、生息数が少ないのでまるで見られない年もあったりする。
 写真は、緑道で発生していたベニナギナタタケ
この場所では、初見のきのこだ。
ベニナギナタタケ150710.JPG
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2015年07月05日

梅雨時-きのこ便り

 本格的な梅雨が続いて週末も家に閉じ込められる時間が多くなってきた。
こういう時には、町の一角にあるちょっとした緑道を歩いて観察してみよう。 
 蚊が多いのには、悩まされるけれど色々なきのこが、出ていて飽きることがない。
昨日歩いた場所では、かっては普通に食べられたきのこが3種見られた。
 残念ながら11年の震災以降は放射能汚染の問題があり採取して食べるのは自己責任
ということになる。
 まずは、傘の緑色したひび割れ模様が特徴あるアイタケ、お吸い物にして食べるとかなりイケるきのこでした。
アイタケ150704.JPG

 チチタケは、栃木県では、かなり人気があり傷つけると白い乳液を出すことから名前がついたきのこだ。
 良い出汁がとれるのでそばの具に入れると美味しいきのこだった。
チチタケ150704.JPG

 ヤマドリタケモドキは、ヨーロッパではかなりな人気のきのこで煮込んだ洋風料理やソテーにして食べるとかなり美味しいきのこでした。
ヤマドリタケモドキ150704.JPG

 過去形で書かなければならないのが悲しいですが
今回紹介した菌根性のきのこは放射線の吸収力が特に強く
 安全に食べられるようになるのはかなりまだ先になるようです。
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2015年07月01日

傘が開く雨続き

 雨が続くので虫達の活動は鈍っており、伐採木を巡っても甲虫は見られず。
こういう日が続くと活発なのはきのこだ。
 雨が降ると傘を開くのは、人ばかりではなかった。
写真はアシグロホウライタケ 沢沿いの枯れ枝で傘を開いていた。
アシグロホウライタケ150701.JPG
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2014年11月30日

公園歩き

 明日から師走入り
公園では、この時期になるとよく見られるニガクリタケがたくさん発生していた。
 強烈な毒を持つきのこで何人もの人がこのきのこを食べてあの世へ旅立っている。
ニガクリタケ141130.JPG

 クウエダシャクの越冬幼虫も見られた。
こちらも毎年のことだが、冬季の楽しみの一つになっている。
クワエダシャク141130.JPG
posted by 森のきのこ at 16:53| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | きのこ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする